創業は元治元年(1864年)、初代の綿屋亀次郎が乾物商を営んだことを起源とします。その関わりから後に鮮魚を扱うことを生業とし、明治に入ると西院に本格的な仕出し料理店「宮川町 わた亀」の暖簾を掲げます。昭和43年、有限会社「わた亀」を設立、平成30年11月には、京都五花街のひとつ宮川町に、宿願の京料理店「宮川町 わた亀」を開業する運びとなりました。創業以来培ってきた、確かな技術と繊細な感性、上品な味を大切にして「真の京料理」をご提供し続けます。
近海の幸には都度目を利かせ、時季を謳うネタを仕入れ、 夏なら淡路の鱧を「機を見るに敏」の如くカウンター前 にて骨切りをし、正に五感をもってお楽しみ頂きます。
地産地消はもちろんのこと、京の地の水と土を育んだ山野や畑の恵みは 焼くもよし、蒸すもよし、炊くもよし。その旨味を最大限引き出します。
日本の航空会社のエグゼクティブクラスの機内食のレシピ開発を14年間に渡りお手伝いさせていただき、また中国寧波市にある日本料理店の料理監修などをさせて頂きましたこと、これもひとえに皆さまのご縁とお力添えのお陰と心から感謝しております。創業以来、先代より培われた技と味を受け継ぎながら、一意専心な姿勢を忘れず、京料理に精進してまいりました。次代の「京料理」を創造するべく、今までの経験を基により一層の研鑽を積んで参りますので、「宮川町
わた亀」ともども、何卒お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
また、長年の経験を生かしたメニュー開発やレシピ作り、料理監修等の御依頼がございましたら、ご相談ください。
令和4年度京都府[現代の名工]受賞。
1階カウンター席 8席(コロナウィルス対応の為現在は6席にしております。)
2階座席※室料別途5,500円(税込)を頂戴いたします
【お座敷遊び】
2階のお座敷では、宮川町より芸舞妓さんをお呼びして、お座敷遊びの手配もさせて頂きます。お気軽にご相談くださいませ。